海外FXにおける資金管理とは?やり方や3つの注意点を徹底詳しく解説

海外FXでなかなか勝てずにいる人、資金管理はしっかりできていますか?
資金管理はFX取引で勝つために非常に大切なポイントです。本記事では海外FXにおける資金管理とは何か、やり方や注意点について詳しく解説していきます。
これまで勝てずにいた人は、ぜひ資金管理について今一度考え直してみましょう!
目次

海外FXにおける資金管理とは?

海外FXにおける資金管理とは、以下のような項目に関するルールを決めて資金を管理し、自分の資金に見合った取引をすることです。

  • 1回の取引で許容できる損失はどれくらいか
  • 1回の取引でどれくらいの利益を得たいか
  • 資金に合ったロット数やレバレッジはどれくらいか

海外FXで勝つために資金管理は重要!

負けトレードばかりが続いて勝てずにいるトレーダーの皆さん、自分の資金を考えず適当に取引していませんか?

海外FXをする上で資金管理はとても大切で、勝てるトレーダーは資金管理ができていて、勝てないトレーダーは資金管理ができていないと言われるほどです。

資金管理を徹底して取引することで大きな損失を防ぎ、利益をスムーズに増やせるようになります。

これまで5万円の損失を出していたトレーダーが、資金管理をして損失を2万円に減らせたとします。

この場合、資金管理したことで損失を3万円減らせたことになります。

海外FXは少額からでも大きな利益を狙える投資方法ですから、ついつい利益を狙うことばかりを考えてしまいます。

しかし実は、FXで勝つためにはどれだけ損失を抑えるかのほうが重要で、損失を抑えるために活躍するのが資金管理というわけなんです!

これまで資金管理をしてきたつもりでいた人で勝てずにいる人は、徹底的に資金管理するように意識してみましょう。

海外FXは資金管理するだけで勝てるのか?

結論を言うと、海外FXは資金管理だけで勝つこともできます。とはいえ適当に資金管理していても勝つことはできません。自分の資金に対する取引ルールをしっかりと定め、そのルールを守ることが大切です。

  • 取引にいくら資金を使うか
  • 1回の取引で許容できる損失はどれくらいか
  • 1回の取引で狙う利益はどれくらいか
  • 最大レバレッジ
  • ロット数

資金管理のやり方・方法で意識するポイントは以下の4点です。

  1. 取引に使う資金は資産の半分に抑えること
  2. 1回の損失を資金の2%に抑えること
  3. あらかじめ損切りラインと利確ラインを決める
  4. レバレッジ・ロット数を決めること

順番に詳しくみていきましょう。

取引に使う資金は資産の半分に抑えること

取引に使う資金は資産の半分に抑えてください。

例えば貯金が50万円あるのであれば全額をFX取引に使うのではなく、半分の25万円を上限に使うようにしてください。

資金を残しておくことで万が一25万円全額を失ってしまっても、残りの貯金を生活資金に回すことができます。

FX取引は非常にメンタル面で左右されやすいので、資金に余裕を持たせておくことがメンタルの安定にも繋がります。

1回の損失を資金の2%に抑えること

初心者におすすめの資金管理方法は、1回の取引で許容する損失を資金の2%に抑えることです。

10万円の資金で取引する場合、損失許容額を資金の2%にすると、1回の取引で2,000円まで損失を許容できることになります。

資金が増えて102,000円になったら、損失許容額は2,040円になります。

10万円に対して損失許容額が2,000円だと少なすぎるように感じますが、逆に言うと大きな損失リスクも抑えられます。

取引を重ねて経験が付いてきたら、損失許容額を2%以上に設定して取引してみるといいでしょう。

あらかじめ損切りラインと利確ラインを決める

資金管理を行う場合、エントリーと同時に損切りラインと利確ラインも設定しましょう。

損切りラインに関しては先ほど紹介した、資金の2%の部分に設定します。

利確ラインの設定方法は人それぞれですが、大体損切りラインの1.5~2倍程度に設定するといいですよ。

MEMO
利確ラインは、必ず損切りラインより大きくなるように設定してください!利確ラインが損切りラインより小さいと、なかなか利益を出しづらくなってしまいます。

レバレッジ・ロット数を決めること

次に掛けるレバレッジと取引するロット数を決めましょう。ここでは10万円の資金で取引すると仮定して解説していきます。

先ほど紹介した通り、10万円で取引する場合の損失許容額は資金の2%で2,000円です。

損失が2,000円になるように、掛けるレバレッジと取引するロット数を設定していきます。

  • レバレッジをかけずに取引する場合、取引するロット数は0.01ロット(損切りラインは-200pipsに設定する)
  • レバレッジ10倍で取引する場合、取引するロット数は0.1ロット(損切りラインは-20pipsに設定する)
  • レバレッジ100倍で取引する場合、取引するロット数は1ロット(損切りラインは-2pipsに設定する)

資金管理の計算に便利なツールを紹介!

初心者の人は頭の中で資金管理の計算するのが難しいかもしれません。

ここでは資金管理の計算をするのに役立つツールを紹介していきます。

パソコンのExcelを使って資金管理してみよう!

パソコンのExcel機能を使って計算式を設定すると、資金管理が簡単にできます。

今回はGoogleスプレッドシートを使って、海外FXマニアで資金管理表を作成してみました!ぜひ活用してくださいね。

海外FXマニア資金管理表はコチラ

上記の資金管理表で以下の3項目を自分で入力してください。

  • 自分の取引資金(円)
  • レート(円)
  • 損切りライン
すると自動で損失許容額(円)とロット数が自動で表示されます。

資金管理ができるスマホアプリ

資金管理で使えるスマホアプリをiPhoneとAndroid別に紹介します。

【iPhoneアプリ】FX Lot Size Calculator(980円)

FX Lot Size Calculatorでは「ストップ値」「リスク」「証拠金」「取引する通貨」を入力すると、最適なロット数と損失額が表示されます。

ダウンロードはコチラから

【Androidアプリ】Forex Calculators(無料)

Forex Calculatorsは無料で利用できるAndroidアプリです。Forex Calculatorsでは以下の項目を設定します。

  • アカウント通貨
  • 通貨ペア
  • アカウント残高
  • 損切り幅
  • リスクパーセンテージ

設定で日本語表記にもできます。

ダウンロードはコチラから

海外FXにおける資金管理3つの注意点について

海外FXにおける資金管理3つの注意点は以下の通りです。

  1. 一度決めたルールを徹底的に守ること
  2. ハイレバレッジに取引にはリスクもある
  3. シュミレーション通りにはいかないケースもある

一度決めたルールを徹底的に守ること

資金管理は損切位置やロット数などを決めます。

一度ルールを決めたら途中で変えてしまう人がいますが、それが負ける原因となります。

そのため一度決めたルールは徹底して守るようにしてください。

ハイレバレッジに取引にはリスクもある

資金管理で取引するロット数を設定する際に、ハイレバレッジにするほどロット数を大きくして取引できます。

ハイレバレッジになるほど少額で大きな取引が可能になりますが、その分損失リスクが大きくなることは頭に入れておきましょう。

シュミレーション通りにはいかないケースもある

資金管理を徹底して行ったとしても、シュミレーション通りにいかないことや負けトレードが続くことはもちろんあります。

資金管理に加えてテクニカル分析やファンダメンタルズ分析、マルチタイムフレーム分析を行うことで、より勝率を高めることができます。

テクニカル分析について詳しくは以下の記事でまとめています。

あわせて読みたい
海外FXにおけるテクニカル分析とは?初心者におすすめの手法10選 海外FXのエントリー根拠を探すのにテクニカル分析をしたいけれど、やり方がイマイチ分からずに悩んでいる人はいませんか? 本記事では海外FXにおけるテクニカル分析につ...

ファンダメンタルズ分析について詳しくは以下の記事でまとめています。

あわせて読みたい
ファンダメンタルズ分析とは?重要な経済指標や要人発言などを紹介 ファンダメンタルズ分析とは経済データをもとに相場を分析・予測する方法のことです。経済指標や要人発言などのファンダメンタルズは、相場を大きく動かすことがありま...

マルチタイムフレーム分析について詳しくは以下の記事でまとめています。

あわせて読みたい
海外FXでマルチタイムフレーム分析は意味ない?いらない?特徴を紹介 FX初心者の人がなかなか勝てない理由のひとつに「マルチタイムフレーム分析」がしっかりできていないことが考えられます。 マルチタイムフレーム分析では複数の時間足を...

資金管理を徹底して効率的に勝率を上げよう!

今回資金管理について詳しく解説してきましたが、自分の資金管理を振り返ってみていかがでしょうか?

資金管理について間違っていた、誤解していた点があったとしたら、今後のトレードから正しく資金管理してみてください。

資金管理することで負け続けていた人も、勝率を上げられる可能性がありますよ。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

海外FX歴15年の編集長を元に結成された文字通り海外FXについてのマニアな編集部です。海外FXブローカー数社と密接なつながりがあり、裏事情などにも詳しいです。日本人が使いやすい海外FX会社を日々研究しています。

コメント

コメントする

目次