海外FXで大きく稼いでいるトレーダーはトレンドの波に上手に乗っています。
とはい初心者の人は、トレンド相場がどのようなものかイマイチ理解できないですよね。
本記事ではトレンド相場について、特徴や使い方・注意点など詳しく解説しています。
トレンド相場を理解して大きく稼ぐチャンスを得たい人は、ぜひ最後までご覧ください!
海外FXにおけるトレンド相場とは?特徴をチェック!
トレンド相場とは、チャートが上もしくは下の一方向に向かって進んでいく相場のことをいいます。
上記の画像のように、チャートが上方向に進んでいるトレンド相場を「上昇トレンド」・チャートが下方向に進んでいるトレンド相場を「下降トレンド」といいます。
レンジ相場とトレンド相場の違いは?
トレンド相場とレンジ相場は、チャートの動き方が異なります。
上記の画像を見ると一目瞭然ですが、トレンド相場が下方向に進んでいるのに対し、レンジ相場は横ばいに動いています。
FX相場の約8割はレンジ相場と言われています。
トレンド相場はもちろんですが、レンジ相場についてもしっかり理解を深めていきましょう!
レンジ相場については以下の記事で詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてくださいね。
トレンドは明確な転換シグナルが出るまで継続する
ダウ理論では「トレンドは明確な転換シグナルが出るまで継続する」と定義されています。
明確なシグナルとは以下の場合を指しています。
- 上昇トレンドでこれまで切り上がっていた安値が切り下がる
- 下降トレンドでこれまで切り下がっていた高値が切り上がる
ダウ理論はトレンド転換を確認する材料として重要なものです。
しかしダウ理論だけを根拠に「トレンド転換した!」と判断すると、判断とは逆にそのままトレンドが継続するケースもあります。
ダウ理論については以下の記事で詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてくださいね。
上昇トレンドは押し目を付けて上昇する
上昇トレンドは、上昇したら一度下落し「押し目」を付けながら上昇していきます。
上昇トレンド中は、この押し目を狙って買いエントリーすると利益を出せます。
下降トレンドは戻しを付けて上昇する
下降トレンドは、下降したら一度上昇し「戻し」を付けながら下降していきます。
下降トレンド中は、この戻しを狙って売りエントリーすると利益を出せます。
トレンド相場で取引する4つのメリット
トレンド相場で取引することには、以下の4つのメリットがあります。
- 波に乗れると初心者でも大きな利益を狙える
- 初心者にも損切りラインが分かりやすい
- エントリーのタイミングが遅れても再度チャンスがある
トレンド相場のメリットについてそれぞれ詳しく解説していきます。
波に乗れると初心者でも大きな利益を狙える
トレンド相場は、上手に波に乗ることができれば初心者でも大きな利益を狙えます。
なぜならトレンドは、明確な転換シグナルが出るまで継続するからです。
今の相場が上昇トレンドか下降トレンドかを見極め、上昇トレンドであれば「押し目」を下降トレンドであれば「戻し」を狙ってエントリーすればOKです。
初心者にも損切りラインが分かりやすい
トレンド相場は、初心者にも損切りラインが分かりやすいというメリットがあります。
ダウ理論から考えると、トレンド相場の損切りラインは以下を目安にするといいでしょう。
- 上昇トレンド中は、これまで切り上がっていた安値が切り下がるラインで損切り
- 下降トレンド中は、これまで切り下がっていた高値が切り上がるラインで損切り
エントリーのタイミングが遅れても再度チャンスがある
トレンド相場では、もしエントリーするタイミングが遅れてしまっても、トレンド転換するまではエントリーチャンスは何度も訪れます。
下図は直近のドル円1時間足チャートです。
ドル円は上昇トレンドが続いていて、画像赤丸部分は全てエントリーチャンスです。
つまり1回目・2回目とエントリーチャンスを逃してしまったとしても、3回目・4回目・5回目とエントリーチャンスがあることが分かりますね。
トレンド相場で取引するデメリット
トレンド相場で取引するデメリットは、方向性や押し目・戻しの判断ができないと利益が出せない・損失が増えることです。
そのためしっかりと相場分析を行い、現在の方向性を見極める必要があります。
慣れるまでは小ロットでエントリーしよう
トレンド相場に慣れるまでは、小ロットでエントリーするようにしてください。
小ロットでエントリーすれば万が一トレンド相場で失敗してしまっても、大きな損失を出さずに済みます。
取引に慣れてきてトレンドが把握できるようになったら、ロット数を上げて取引してみましょう!
トレンド相場を把握する方法を紹介!
ここではトレンド相場をどのように把握するか、方法について紹介していきます。
まず上昇トレンド・下降トレンドは以下の状態のことをいいます。
- 【上昇トレンド】高値と安値がどちらも切り上がっている
- 【下降トレンド】高値と安値がどちらも切り下がっている
まず上昇トレンドについて見ていきます。
上昇トレンドでは安値も高値も切り上がっているのが分かりますね。
次に下降トレンドについて見ていきましょう。
下降トレンドでは高値も安値も切り下がっているのが分かります。
このようにトレンドを見極めるためには、安値・高値がどのように動いているかを見るようにしてください。
トレンド相場と組み合わせて使いたいテクニカル分析
トレンド相場では以下の3種類のテクニカル分析を組み合わせて使うと、トレードの精度が高まります。
- 移動平均線
- ボリンジャーバンド
- MACD
それぞれ詳しく解説していきます。
移動平均線
移動平均線とは過去の一定期間の終値の平均値を線で表示したもので、トレンド相場と移動平均線を組み合わせて使うトレーダーはとても多いです。
移動平均線が上向きであれば「上昇トレンド」・下向きであれば「下降トレンド」と判断できます。
また移動平均線は決済の判断材料としても使えます。
移動平均線には「ゴールデンクロス」と「デッドクロス」という考え方があります。
まず「ゴールデンクロス」とは、長期の移動平均線が短期の移動平均線を下から上に突き抜ける現象のことです。
一方で「デッドクロスは」とは、短期の移動平均線が長期の移動平均線を上から下に突き抜ける現象のことです。
ゴールデンクロスは上昇トレンドの起点となることが多いので、ゴールデンクロスを確認して買いエントリーしたら、次はデッドクロスを確認して決済を行います。
またデッドクロスは下降トレンドの起点となることが多いので、デッドクロスを確認して売りエントリーしたら、次はゴールデンクロスを確認して決済を行います。
移動平均線については以下の記事で詳しく解説しているので参考にしてください。
ボリンジャーバンド
ボリンジャーバンドとは統計学が元になってできたインジケーターであり、移動平均線と標準偏差で構成されています。
ボリンジャーバンドを簡単に説明すると、価格は高い確率でボリンジャーバンド内に収まるというものです。
ボリンジャーバンドの中央にある線を見るとトレンドが把握できます。
中央の線が上向きであれば「上昇トレンド」・下向きであれば「下降トレンド」だと考えましょう。
ボリンジャーバンドについては以下の記事で詳しく解説しているので参考にしてください。
MACD
MACDを日本語に訳すと「移動平均収束拡散」であり、よく知られているインジケーター「移動平均線」を応用したものです。
MACDでは「メイン」「シグナル」「センターライン」の3本の線を使ってトレンドを把握し、買い・売りのエントリータイミングを判断します。
メインとシグナルがセンターラインよりも上にあれば上昇トレンドで、下にあれば下降トレンドと判断します。
MACDについては以下の記事で詳しく解説しているので参考にしてください。
トレンド相場を極めて目指せ爆益!
トレンド相場を極めることができれば、初心者の人でも爆益を狙える可能性があります!
トレンドの始まりとトレンド転換についてはしっかりと理解できれば、初心者でも取引しやすいのでぜひ挑戦してみてくださいね。
しかし、理解しないままトレンド相場に挑戦してしまうと大きな損失を出す可能性もあるので、まずは小ロットで様子を見ながらエントリーしてみましょう。
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