海外FXで人気のゴールドとは?特徴や取引におすすめの海外FX会社を紹介

FXでは、基本的に日本の「円」とアメリカの「ドル」など異なる2か国の通貨を売買しますが、貴金属であるゴールドを売買することも可能となっています。

ゴールドはハイリスク・ハイリターンな取引ができるためプロのトレーダーからも人気があり、多くの人が取引を行っています。

しかし海外FX初心者が、ドル円やユーロドルなどメジャーな通貨ペアと同じ感覚でゴールド取引すると損失を出してしまう可能性があります。

これからゴールド取引をしたいと考えている初心者の人は、ゴールドについての知識を頭に入れていきましょう!

今回は海外FXにおけるゴールドの取引について、基礎知識や取引での注意点について詳しく解説していきます。

目次

海外FXにおけるゴールドの特徴や基礎知識について

ゴールドは安全な資産であり価値が無くならないことで非常に人気のある金融商品です。

日本FX会社のほとんどがゴールド取引に対応していません。そのためゴールド取引をしたいのであれば、海外FXを利用する必要があります。

ゴールドは約20年で価値が7倍以上高くなっていて、注目度の高さが伺えます。

ゴールドのシンボルについて

海外FXにおけるゴールドのシンボルは海外FX会社によって異なり「XAUUSD」もしくは「GOLD」と表示されます。

ゴールド取引の証拠金について

ゴールドの質量は「トロイオンス」という単位で表され、1ロット=100トロイオンスとなります。

ゴールドの買い価格が「1500」の場合は、ゴールド1トロイオンスが1500ドルということです。

ゴールド取引に必要な証拠金について解説します。

  • ゴールドの価格が1500ドル
  • レバレッジ888倍
  • 1ドル=120円
  • 1ロットの取引をする

上記の条件でゴールドを取引する場合は「ゴールドの価格×ドルの価格×取引する量÷レバレッジ」の計算式に当てはめて計算すると、約20,270円の証拠金が必要であることが分かります。

レバレッジが1,000倍の海外FX会社を利用する場合は、約18,000円の証拠金が必要となります。

ゴールドはハイリスク・ハイリターンである

ゴールドはドル円やユーロドルなどメジャーな通貨ペアと比較すると価格変動が大きいです。

海外FXではポンド円やポンドドルなど「ポンド」が絡む通貨は値動きが大きいことで知られています。

ゴールドはそのポンドよりも値動きが大きく激しいです。

値動きが大きいので上手に取引できれば大きな利益を得れますが、初心者が取引すると大きな損失を出す可能性があるので注意が必要です。

またゴールド取引にも海外FXならではの高いレバレッジをかけた取引が可能となっています。

レバレッジをかけると、よりハイリスク・ハイリターンになるので、リスク管理しながら取引することが大切です。

ゴールドは経済が不安定になるほど買われる

ゴールドは経済が不安定になるほど買われる傾向があり「有事の金」とも呼ばれています。

実際に、2008年9月に発生したリーマンショック・2010年のギリシャ危機・2016年の英国EU離脱では、相場が大きく下落しましたがゴールドの価格は上がりました。

しかし2020年の新型コロナウイルス感染拡大により相場が急落した際には、ゴールドも一時的に売られました。

このように、経済が不安定になると必ずゴールドが買われるわけではありません。

しかしゴールドは価格が急落しても、素早く価格が上がっていくケースが多いのが強みです。

ゴールドの値幅は1ドル=10pips

海外FXではゴールドの値幅が1ドル=10pipsです。

仮にゴールドを1ロット買って、1ドルの値動きがあったとします。1ドルが100円であれば10,000円の利益となります。

もし10ドルの値動きがあった場合は、10万円の利益となります。

ゴールドは1日に100pips動くこともあるので、リスク管理を徹底しないと大きな損失を出す可能性があります。

ゴールド取引をする際は、必ずストップロスを設定しましょう。

ゴールド取引におけるスワップポイントについて

海外FXではポジションを翌日に持ち越すとスワップポイントが発生しますが、ゴールド取引でもポジションを翌日に持ち越せばスワップポイントが発生します。

スワップポイントは利益として受け取れる場合と支払う場合があります。

ゴールド取引の場合は、買いでも売りでもマイナススワップになることが多いので、ゴールドでスイングトレードを考えている人は注意が必要です。

ゴールドの値動きはドルと反対になる傾向がある

海外FXにおいて、ゴールドとドルは値動きが反対になる傾向があり、ドルが高くなるとゴールドは売られ、ドルが安くなるとゴールドが買われます。

なぜゴールドとドルの値動きは反対になるのでしょうか?

ドルは絶対的な法定通貨ですが、アメリカが破綻するとドルの価値はなくなります。それと比べてゴールドはどこかの国や政府に属しておらず、無価値になることはありません。

そのため災害や政治的要因でドルが弱くなると価値がなくならないゴールドが買われます。

このような理由からゴールドとドルの値動きは反対になりやすいのです。

ゴールドの値動きは工業製品の需要と比例している

金は酸化しにくい・錆びにくい・柔軟性がある素材なので、工業製品を作る際に金が使われることは多いです。

そのため工業製品の需要とゴールドの価値は比例していて、工業製品の需要が高まるとゴールドの価格が上がり、工業製品の需要が下がるとゴールドの価格も下がる傾向があります。

各海外FX会社のゴールドのスプレッドについて

当サイトがおすすめする海外FX会社8社における、ゴールドのスプレッドをまとめてみました。

会社名 平均スプレッド
XMTrading 0.35pips
Gemforex 2.5pips
IS6FX 5.1pips
Exness 0.3pips
FXGT 0.3pips
bigboss 18pips
LAND-FX 3.4pips
Tradeview Forex 2.0pips

XMTrading・Exness・FXGTの3社がゴールドの平均スプレッドが低いことが分かります。

それぞれどのような特徴を持つ海外FX会社なのか紹介していきます。

初心者にはXMTradingがおすすめ

XMTradingは日本人トレーダーが最も利用している海外FX会社です。公式サイトやサポートは完全に日本語に対応しているため、英語が分からない人でも問題なく利用できます。

取得している金融ライセンスはあまり信頼度が高くありませんが、XMTradingの運営母体は信頼度の高い金融ライセンスを取得しています。

口コミを検索しても悪い噂が少なく、どの海外FX会社を選べばいいか悩んでいる人はXMTradingを選んでおけば間違いないでしょう。

XMTradingでは3,000円の口座開設ボーナスと、段階的な入金ボーナスを実施しています。

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ハイレバレッジ取引したいならExness

Exnessは最大レバレッジが無制限の海外FX会社です。とにかく高いレバレッジをかけて取引したい人におすすめです。

Exnessが取得している金融ライセンスの信頼度は平均的ですが、運営母体が信頼度の高い金融ライセンスを2つ取得しています。

また会社が倒産しても顧客の資産が保護される信託保全もあるので安心して利用できます。

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仮想通貨取引もしたいならFXGT

FXGTはFXやゴールドなどの貴金属だけでなく、仮想通貨取引に対応しているのが魅力の海外FX会社です。

FXGTが取得している金融ライセンスの信頼度は平均的です。

しかしFXGTでは最大1,000,000ユーロを補償する顧客向けの賠償責任保険も契約しているため、万が一会社が倒産しても顧客の資産は保護されます。

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取引に慣れてきたらゴールド取引に挑戦してみよう!

ゴールドは値動きが激しいので、初心者のうちは取引してもすぐ損切りにあうなどなかなか利益を出せないでしょう。

しかし取引を重ね知識が増えてくると、ゴールドのハイリスク・ハイリターンさが面白くなってきます。

ゴールド取引に慣れないうちは低ロットで取引するなど、リスクを押さえて慎重に取引しましょう!

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この記事を書いた人

海外FX歴15年の編集長を元に結成された文字通り海外FXについてのマニアな編集部です。海外FXブローカー数社と密接なつながりがあり、裏事情などにも詳しいです。日本人が使いやすい海外FX会社を日々研究しています。

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