海外FXのスイングトレードとは?やり方やメリットデメリットを紹介

スイングトレードとはポジションを長期間保有し、1度に大きな利益を狙うトレードスタイルです。チャート画面に張り付く必要がなく精神的負担も少ないのがメリットです。

スイングトレードは海外FX初心者の人にもおすすめなトレードスタイルですが、もちろんデメリットもあります。

今回海外FXで使えるスイングトレードについて、特徴やメリットデメリットを詳しく解説していきます。

スイングトレードが自分に合ったトレードスタイルかどうか確認してみましょう!

目次

スイングトレードとは?特徴を紹介

スイングトレードとは1時間~月足と大きな時間足で環境認識やエントリーを行うトレードスタイルです。

ポジションの保有時間は2日~1週間以上と長く、1度に50pips以上の大きな利益を狙えます。

小さな値動きに左右されにくいので、海外FX初心者の人にも人気のあるスタイルです。

デイトレやスキャルピングとの違いは?

FXのトレードスタイルには、スイングトレード以外にも「デイトレ」と「スキャルピング」があります。

3つのトレードスタイルの特徴は以下の通りです。

スキャルピング デイトレ スイング
ポジション保有期間 数秒~数分 数分~1日 2日~1週間以上
時間足 1分足~15分 5分~日足 1時間~月足
狙う値幅 2~10pips 30~100pips 50pips以上
特徴 短時間のトレードを何度も繰り返し利益を増やしていくため経験や知識が必要 ポジションを翌日に持ち越さずその日のうちに注文決済を終わらせる 長い期間ポジションを保有し大きな利益を狙う

ポジションを2日~1週間以上保有するスイングトレードとは違い、スキャルピングとデイトレでは翌日にポジションを持ち越すことはありません。

スキャルピングやデイトレは頻繁にチャート画面を見る必要があり、初心者の人ではレートの動きに一喜一憂してしまいます。

しかしスイングトレードはチャート画面を一日数回見る程度でよく、下位足の値動きに敏感になりすぎずにすみます。

デイトレとスキャルピングについては以下の記事を参考にしてください。

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スイングトレードに適した通貨ペアについて

スイングトレードするのにおすすめな通貨ペアは、安定した取引量がある流動性の高いドル円・ユーロ円・ユーロドルなどです。

逆に南アフリカランドやトルコリラなど、流動性が低い通貨ペアは初心者のスイングトレードにはおすすめしません。

どの通貨ペアを選ぶべきか分からない人は、とりあえず最も流動性の高いドル円から始めてみましょう!

スイングトレードのメリットは?

スイングトレードはチャート画面を常に見ておく必要がなく、小さな値動きにも左右されにくいので精神的な負担が少ないです。

また1回に大きな利益を狙えるのも人気のポイントです。ここではスイングトレードのメリットについて詳しく解説していきます。

チャート画面に張り付く必要がなく精神的負担が少ない

スキャルピングは短時間に何度も売買を繰り返すので、チャート画面を常に見ておく必要があります。デイトレもスキャルピングほどではないものの、定期的にチャートを見なければなりません。

しかしスイングトレードはポジションの保有期間が長く、長期足で利確目標を決めます。そのためチャートの確認は1日数回程度で問題ありません。

また小さな値動きにも左右されにくいので、精神的負担が少ないのも魅力的。

チャート画面を見る時間が少ない副業トレーダーにも人気のあるトレードスタイルとなっています。

1回に大きな利益を狙える

スイングトレードは1度に50pips以上の値幅を狙うため、1回の取引で大きな利益を狙えます。

資金が少ない初心者の人でも、スイングトレードであれば低ロットで取引してもある程度の利益は見込めます。

スイングトレードのデメリットは?

スイングトレードは1回で大きな利益を狙えるメリットがありすが、その分損切幅が広くなることを頭に入れておく必要があります。

ここではスイングトレードのデメリットについて解説していきます。スイングトレードがしてみたい海外FX初心者の人は、デメリットもしっかり理解しておきましょう!

1回の損切幅が広く資金が少ない人は大きなロットで入れない

スイングトレードは1度に狙う値幅が大きいので損切幅も広くなります。そのため予想と逆にレートが動き損切されると、損失額も大きくなってしまいます。

資金が少ない人がスイングトレードする場合、損失額のことを考えると大きなロットでは取引できないでしょう。

利益確定まで時間がかかる

スイングトレードはポジションの保有期間が2日~1週間以上なので、利益確定までに時間がかかってしまいます。

そのためすぐに利益を得たい人にはスイングトレードはおすすめできません。

トレードチャンスが少ない

スイングトレードは長期足を使って取引を行うので、エントリーチャンスとなるチャートパターンを形成するまでに時間がかかってしまいます。

そのためスイングトレードはトレードチャンスが少ないデメリットがあります。

スイングトレードする際の注意点について

ここではスイングトレードする際に気を付けるべきポイントについて解説していきます。

初心者の人でスイングトレードをしたい人は、損失を抑えるためにも注意点をしっかり頭に入れて置くことが大切です。

注文と同時に損切り注文も入れよう

スイングトレードは1度に狙える利益も大きいですが、損切された時の金額も大きくなってしまいます。

そのため新規で注文する際には、必ず自分の資金に対する許容損失額に合った損切り注文も同時に入れるようにしてください。

スワップポイントを意識すること

スワップポイントとは、異なる2か国間の通貨を交換する際に生じる金利の差のことです。

金利が高い国の通貨を買って金利が低い国の通貨を売ると、その金利差分(スワップポイント)を受け取れます。

しかしスワップポイントは常に受け取れるわけではありません。

金利が低い国の通貨を買って金利が高い国の通貨を売ると、金利差がマイナスとなりスワップポイントを支払う必要があります。

スイングトレードは何日間もポジションを保有し続けるので、マイナススワップになる取引を行う際には注意が必要です。

スイングトレードで心に余裕を持ったトレードをしよう

スイングトレードは小さな値動きに左右されにくいので、精神的に余裕をもって取引を行えます。

スキャルピングやデイトレで疲れてしまった・自信を失ったという初心者の人は、低ロットでのスイングトレードを実践してみてはいかがでしょうか?

利益確定までの時間はかかりますが、低ロットでもまとまった利益を得れますよ。

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この記事を書いた人

海外FX歴15年の編集長を元に結成された文字通り海外FXについてのマニアな編集部です。海外FXブローカー数社と密接なつながりがあり、裏事情などにも詳しいです。日本人が使いやすい海外FX会社を日々研究しています。

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