CFD取引というのは、海外FXで取引できる商品のひとつです。日経225やNYダウ、金や石油などに加え海外FX会社によっては株式や仮想通貨の取引も可能です。
今回はCFD取引とは何か、商品の種類など詳しく紹介します。また海外FXでCFD取引をするメリット・デメリットについても解説していきます。
CFD取引とは?FXもCFD取引のひとつ
CFD(Contract For Difference)は「差金決済取引」と呼ばれています。CFDでは金や石油など様々な商品を取引しますが、実際に商品を所有することはありません。
CFDで利益を得る仕組みは以下の通りです。
反対に金を200円で購入し価格が100円に下がった場合、差額の100円が損失となります。
FX(外国為替証拠金取引)も2ヶ国間の通貨の価格差を利益とする取引であり、CFD取引のひとつです。
海外FX会社で取引できるCFD商品
海外FXでは複数のCFD商品を取り扱っています。ここでは海外FXで一般的に取り扱いのあるCFD商品を紹介します。
暗号資産CFD
暗号資産CFDとは、近年話題となっている仮想通貨です。取引できる主流の暗号資産には以下のようなものがあります。
- ビットコイン(XBT)
- ビットコインキャッシュ(BCH)
- イーサリアム(ETH)
- リップル(XRP)
仮想通貨取引に興味がある人は、暗号資産CFDを取り扱っている海外FX会社を選びましょう。
株式CFD
株式CFDでは有名な企業の個別株式を購入でき、個別株や外国株CFDとも呼ばれています。
一般的な株式購入では基本的に1,000株単位で購入します。しかし株式CFDの場合は、1株単位で取引可能。
そのため株式CFDは、投資資金が少ない人でも取引できます。
株価指数CFD
株価指数CFD取引とは、株式CFDのように企業の個別株式を購入するものではありません。
株価指数CFD取引では、取引所や銘柄グループの動きを指数化した「株価指数」を取引します。
例えば日本の株価指数CFDは、東証一部に上場している銘柄225種類の価格から出した平均株価である日経平均株価(日経225)です。
このように国の代表的な株価指数CFDは、それぞれの国の景気を計る上で大切なデータとなっています。
株価指数CFD取引には以下のようなものがあります。
- 日経平均株価(日経225)
- TOPIX(東京一部)
- ダウ工業株30(US30Cash)
- 上海A50(SSE50A)
- 米国SPX500(S&P500)
- ナスダック100(US100Cash)
これ以外にも複数の国の株価指数CFDが存在します。株価指数CFDは24時間ほとんど取引できるメリットがあります。
商品CFD(コモディティ)
商品CFDはコモディティとも呼ばれていて、貴金属・エネルギー・農産物が取引の対象です。
貴金属・エネルギー・農産物それぞれの詳しい商品内容は以下の通りです。
貴金属 | エネルギー | 農産物 | |
詳しい商品 |
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商品CFDは値動きが大きいのでリスクが高いですが、上手く取引できれば大きな利益も狙えるため人気があります。
債権CFD
債権CFDとは国の国債のことです。
国の国債を購入することで各国の政府に資金を貸し付け、その利子を利益として受け取ります。
主要な債権には以下のようなものがあります。
- 米国10年国債
- ユーロ債
- 英国債(ギルド債)
債権CFDを取り扱っている海外FX会社はあまり多くありません。
海外FXでCFD取引するメリットについて
海外FXでCFD取引するメリットには「高いレバレッジをかけた取引ができる」「ゼロカットシステムで追証が発生しない」「ボーナスを使って取引できる」という3つのメリットがあります。
ここでは海外FXでCFD取引するメリットについて詳しく解説していきます。
FX取引と同じくレバレッジをかけて取引できる
海外FX会社でCFD取引をする場合、FX取引と同じように高いレバレッジをかけた取引ができます。
有名海外FX会社であるXMTradingにおいて、CFD取引にかけれるレバレッジは以下の通りです。
- 商品CFD(コモディティ):50倍
- 株価指数(現物):10~200倍
- 株価指数(先物):100倍(日経225は200倍)
- エネルギー:33.3倍~66.7倍
- 貴金属(プラチナ・パラジウム):22.2倍
- 貴金属(ゴールド・シルバー):888倍(ゼロ口座は500倍)
このようにXMTradingではCFDにかけれる最大レバレッジは888倍となっています。
国内FXではCFD商品にかけれるレバレッジが最大20倍なので、国内FXよりも高いレバレッジをかけたい人は海外FXでCFD取引を行いましょう!
ゼロカットシステムにより追証が発生しない
FX取引ではレートが急激に変動することがあります。レートが急激に変動すると強制ロスカットが間に合わず、証拠金以上の損失が発生し口座残高がマイナスになることも。
国内FXではマイナスがは発生すると、マイナス分の金額(追証)を入金しなければなりません。
しかし海外FX会社の多くが「ゼロカットシステム」を採用。ゼロカットシステムを採用することで口座がマイナスになっても「ゼロ」にリセットされ、顧客がマイナス分を入金する必要がありません。
このゼロカットシステムはCFD取引にも適用されるため、安心して取引できます。
ボーナスを使って取引できる
海外FXでは、ボーナスを使ってCFD取引ができます。
海外FXでは「口座開設ボーナス」や「入金ボーナス」を受け取ることができます。
受け取ったボーナスは取引する際の証拠金として使うことができ、資金が少ない初心者にとってはありがたい制度です。
海外FXでCFD取引するデメリットについて
海外FXでCFD取引するメリットについて紹介しましたが、海外FXで取引するデメリットもあります。
ここでは海外FXでCFD取引するデメリットについて詳しく解説していきます。
デメリットをしっかり理解した上でCFD取引をしましょう!
優良海外FX会社を選ばなければ安全性に不安が残る
海外FX会社には安全性・信頼性に欠けるところもあります。あまりに安全性が低い海外FX会社を選んでしまうと、出金トラブルや詐欺にあう可能性も。
そのため海外FXで安心してCFD取引をしたいのであれば、優良な海外FX会社を選びましょう。
安全な海外FX会社を選ぶポイントは以下の通りです。
- 知名度が高く利用者が多いか
- 金融ライセンスを取得しているかどうか
- 信託保全があるか
- 日本語に対応しているか
- 口コミで悪い噂がないか
詳しくは以下の記事にまとめているのでご覧ください。
国内FXよりスプレッド幅が広い
海外FXは国内FXよりCFD取引のスプレッド幅が大きいというデメリットがあります。
海外FXと国内FXのCFD取引におけるスプレッド幅を、GMOクリック証券とXMTradingで比較してみました。
国内FX(GMOクリック証券) | 海外FX(XMTrading) | |
日経225 | 3~7 | 最低スプレッド24 |
NYダウ | 3~6 | 最低スプレッド6 |
このように海外FXの方がCFD取引のスプレッド幅が大きいことが分かります。
おすすめ海外FX会社8社の取扱いCFD商品数とレバレッジ
当サイトでおすすめしている海外FX会社8社取扱いCFD商品数と最大レバレッジを表にしました。
CFD取扱商品数 | 最大レバレッジ | 特徴 | 口座開設 | |
XMTrading | 47種類 | 888倍 | 取扱商品数が多い | 口座開設する |
Gemforex | 12種類 | 1,000倍 | 高額ボーナスで取引できる | 口座開設する |
IS6FX | 11種類 | 1,000倍 | 最大レバレッジが高い | 口座開設する |
FXGT | 84種類 | 1,000倍 | 仮想通貨や株式も取り扱っている | 口座開設する |
Exness | 100種類 | 無制限 | 仮想通貨や株式も取り扱っている | 口座開設する |
Tradeview Forex | 16種類 | 500倍 | 仮想通貨を取り扱っている | 口座開設する |
bigboss | 18種類 | 999倍 | 仮想通貨を取り扱っている | 口座開設する |
LAND-FX | 22種類 | 500倍 | 取扱商品数もレバレッジも平均的 | 口座開設する |
高いレバレッジをかけてCFD取引したい人はIS6FXもしくはXMTradingがおすすめ。
仮想通貨を取引したいのであればFXGT・Exness・Tradeview Forex・bigbossを選びましょう。
株式も取引したいならFXGTもしくはExnessを選びましょう。
海外FXでCFD取引に挑戦してみよう!
海外FXでCFD取引をすれば、レートの急激な変動が起きても入金額以上の損失は発生しません。
また国内FXよりもCFD取引にかけれるレバレッジが高いため、少額で大きい取引も可能となっています。
初めてCFD取引をするという人は、ぜひ海外FXで行ってみましょう!
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