XMで海外FX取引を始めて一定の利益が出たら、必ず正しく確定申告し納税しなければなりません。
確定申告を忘れていたり、利益が出ているにも関わらず故意に申告しないもしくは脱税するとm最悪の場合は刑事告発や逮捕される可能性もゼロではありません。
今回はXMで利益を出した際の確定申告に必要な、損益の見方や年間取引報告書のダウンロード方法について詳しく解説していきます。
XMでいくらから確定申告が必要になるか
個人事業主の場合、本業と海外FXを含めた全ての副業を含む年間所得が48万円以下であれば確定申告は不要です。
一般的なサラリーマン(年収2,000万円以下)であれば、会社からもらう給料以外の所得が20万円以上で確定申告が必要になります。
パート・アルバイト・収入のない主婦も個人事業主と同じく、1年間の所得が48万円以上から確定申告が必要です。
XMで利益が出て課税されるタイミングについて
XMで課税されるタイミングは「利益を出金したとき」と考える人もいるでしょう。
しかし実際はXMで課税されるタイミングは利益が確定したときです。
XMで利益が出たらいつ確定申告をするか?
XMで取引を行い確定申告が必要になるほどの利益を得た場合、1月1日~12月31日の間のトレード収益を元に2月16日~3月15日の間に確定申告を行います。
確定申告が遅れてしまうと最高20%の「無申告加算税」や最高14.6%の「税延滞税」が課せられ、悪質な案件だと判断された場合刑事告発されるケースも。
XMでこれからFX取引をするのであれば、確定申告についてもきちんと学び、期間内に確定申告を終わらせましょう。
XMの利益に対する税制・税金額は?国内FXとの違いも解説
まずFXである程度利益を出すと「所得税」と「住民税」を支払うことになります。
また国内FX業者を利用して得た利益に対する税制と、XMのような海外FX業者を利用して得た利益に対する税制は異なります。
課税方式 | 所得税 | 住民税 | 損失の繰り越し | |
国内FX | 申告分離課税 | 一律15% | 5% | できる |
海外FX | 総合課税 | 所得が高いほど税率も高くなる | 10% | できない |
国内FXは利益の20%を税金として支払う
国内FXで得た利益には「申告分類課税」という課税方式が適用され、サラリーマンの場合は会社から得た給与所得とFXで得た利益は分けて税額が計算されます。
申告分類課税では、利益の大小に関わらず所得税が利益の15%・住民税は5%なので、合わせて利益の20%分の金額を納税することになります。
国内FXでは損失の繰り越しが可能である
国内FXでは損失の繰り越しが可能となっています。
もし今年FXで利益を出せず損失で終わったとして、翌年以降に利益が出たとします。
その場合、前年の損失を繰り越して控除を受けることができるため、利益が出た年の税金を減らすことができます。
損失の繰り越しは3年間まで行うことができます。
XMなどの海外FXは最大税率55%である
XMなどの海外FXで得た利益に対する所得税には「総合課税」という課税方式が適用され、海外FXで得た利益(雑所得)とその他の所得(給与所得など)を合算した金額に対して税率をかけ、所得税を計算します。
海外FXでは所得が大きくなるほど税率が上がっていくのが特徴的で、所得税の税率は以下の通りです。
コメント